〈メモ〉パプアニューギニアの国歌
パプアニューギニア国歌についてのメモです。
パプアニューギニアについて
・国名は「パプアニューギニア独立国」(Independent state of Papua new Guinea)。
・立憲君主制で、イギリス連邦に加盟している。イギリスのエリザベス女王と、ボブ・ダダエ総督が元首。
・首都はポートモレスビー。
・公用語は英語、トク・ピシン、ヒリモツ語の3つ。トク・ピシンとヒリモツ語はピジン言語(トク・ピシンはクレオール言語になっているらしいけど、ヒリモツ語がどの程度クレオール化しているかはわからない)。
歴史について
・19世紀前半、ニューギニア島が東西で半分に分割されて、西側はオランダの植民地になった(今のインドネシアの一部)。東側が今のパプアニューギニアになった。
・東側の半分は、当時はこれがさらに南北で分割されて、1884年に北がドイツ、南がイギリスの支配下になった。その後南側はイギリス領からオーストラリア領になった(オーストラリア領になった年が資料によって異なっていてよくわからない...)。
・第一次世界大戦でドイツが敗戦し、ドイツ領だった部分もオーストラリア領になった。
・第二次世界大戦では、日本がニューギニア島に攻め入ったけど、日本は敗戦した。
・大戦後の1946年に国連の信託統治領になり(オーストラリアが施政権者)、1949年に南北が一つの行政単位になった。
・1964年に住民議会が設置されて、1975年に独立。
国歌について
この国歌は、1番→コーラス→2番→コーラス という順で歌詞を歌う、ごく普通の国歌だけど、コーラスの歌詞が変わるところが少し変わっていると思う。
参考までに歌詞⇩
1番:
O arise all you sons of this land,
Let us sing of our joy to be free,
Praising God and rejoicing to be
Papua New Guinea.コーラス(1回目):
Shout our name from the mountains to seas
Papua New Guinea;
Let us raise our voices and proclaim
Papua New Guinea.
2番:
Now give thanks to the good Lord above
For His kindness, His wisdom and love
For this land of our fathers so free,
Papua New Guinea.コーラス(2回目):
Shout again for the whole world to hear
Papua New Guinea;
We’re independent and we’re free,
Papua New Guinea.
パプアニューギニア以外にも、コーラスの歌詞が変わる国歌があったような気がするけど、思い出せない。
内容は典型的な愛国歌という感じ。歌詞は英語しかないけど、個人的にトク・ピシン版の歌詞とかあったら面白いなと思う。非公式の訳とかは探せばあるのかもしれないけど。
国歌とは関係ないけど、個人的にはパプアニューギニア国旗に南十字星が描かれているの好きです。というより、正確にはオセアニア諸国のいくつかの国の国旗に南十字星が描かれているのが好きです。
ところで国旗に南十字星が入ってるのって良いよね。 pic.twitter.com/jDSuNHPfgn
— もす (@mosukoke) August 12, 2019